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執筆者の写真青柳貴宏

マシンの負荷設定について


 

今回は動的ストレッチマシンの本来的な使い方で考えた場合の、最適な負荷設定についての考え方となります。


トレーニングなので、重くきつい方が効くと考えられがちですが、動的ストレッチマシントレーニングの目的は筋肥大や筋パワー向上とは異なりますので、トレーニング=重くきついという考えを一度ストップしてください。


動的ストレッチマシンでのトレーニングは適度なスピードでテンポよく行うことが重要です。


力が発揮される際にスピードは遅くなります。スピードと力は相反する関係にありますので、ゆっくり動作することは力んでると言えます。


ゆっくり動作になってしまう原因のひとつに、負荷が大きすぎる点が挙げられます。


動的ストレッチマシンでのトレーニングは、伸張-短縮サイクルのトレーニングを目的としておりますで、力が常に入ってしまう(スピードが落ちる)と目的を達成できません。


そのため、スピードとテンポをある程度の高回数でこなせる負荷設定が重要です。


また、反対に軽すぎる負荷はマシンによる腕や脚の他動的な伸張がもたらされにくくなりますので、軽すぎるのもNGです。


各マシンに目安のシールを貼ってありますのでそちらを基本に調節してください。




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