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動的ストレッチとダイエット

執筆者の写真: 青柳貴宏青柳貴宏

更新日:3月7日



ご入会の目的としてダイエットを挙げられる方も多いのですが、動的ストレッチマシンでのトレーニングはダイエットにつながるのでしょうか?


この疑問に対する答えとしては、直接的に大きな効果は期待できませんが、ダイエットに貢献することは間違いないです。

 


まず減量するには摂取エネルギーを消費エネルギーが上回る状況をつくらなければなりません。


食事を減らすだけで無理に減量するとどのようなデメリットがあるかはよく知られているかと思います。


そこで無理なく食事での摂取カロリーを毎日250kcal減らし、運動によって250kcal消費カロリーを増やして1日あたり500kcaalの赤字を作り、500kcal×30日=15,000kcalのマイナスをつくる、月-2kg程度のダイエットがおすすめです。


減量に当たっては、体組成をモニタリングする必要があります。単純に体重の増減を気にすると誤った方向に進んでしまう恐れがあります。筋肉量の減少を出来る限り抑えつつ体脂肪を減らしていかなければなりません。

 

筋肉をつけて基礎代謝を上げて痩せやすい身体にという方法が理想ですが、筋肉を付けながら同時に一方で脂肪を減らすというのは、難しいと言えます。


そこで、筋肉をつける前に一番初めに動的ストレッチマシンでのトレーニング、上記食事管理(カロリー制限)と体脂肪を減らすためのウォーキング等有酸素運動(脂肪をエネルギーとして利用する。おすすめは朝食前)を行う期間を設けるとよいでしょう。


動的ストレッチマシントレーニングで身体の動きがよくなるとともの、体重が軽くなることで身体への負担が減り運動の強度を高めていけるので、最初に体重を落とす期間を設けた方が近道になると考えるからです。食事管理開始時はかなり空腹感を伴う場合もあるので強度の低いウォーキング等の有酸素運動から取り入れていくと良いかと思います。


朝食前のウォーキングは脂肪燃焼がしやすくおすすめです。自重スクワットなども行うと一日の基礎代謝が高まります。※血糖値のコントロールが必要な方は運動の可否を確認しましょう※筋肉量の減少を出来るだけ抑えるために必須アミノ酸(EAA)やプロテイン等サプリメントの活用が望ましいです。


ウォーキングは1kmあたり0.5kcal/kg、ランニングは同1kcal/kgのエネルギーを消費すると考えられています。例えば体重60kgの人が5kmウォーキングすると150kcal、ランニングでは300kcalのエネルギーを消費することになります。


最初は地道にウォーキングをすることになりますが、筋力トレーニングもいれていき、走れるように体力が向上してくればダイエットは早く進んでいきます。つまり強度の高い運動を行える身体になることが、ダイエットで目指すべきことと言えます。

 

あまり運動習慣が無い方でも無理なく安全に行えて、動ける身体になっていくのが動的ストレッチの効果・メリットです。また、動的ストレッチは血流をよくしますので運動の疲労をとる効果も期待できます。


動的ストレッチマシンでのトレーニングに継続して取り組むことで、姿勢がよくなったり、股関節・肩関節の可動域が拡がったり、伸張-短縮サイクルがつかえるようになると楽にウォーキングができるので距離も伸ばせます。そのため、有酸素運動の時間効率が高まります。


このように、ウォーキングや軽いランニングを伴ったダイエットをするために役に立つのが動的ストレッチマシンでのトレーニングです。

有酸素運動の強度が高くなり、体脂肪も一定程度減少したらいよいよ本格的な筋力トレーニングを取り入れていくと良いでしょう。筋肉量増による基礎代謝量アップで太りにくい身体となります。

 

まとめ

①ウォーキング~軽いランニングを出来る身体作りに動的ストレッチマシンでのトレーニングを活用しつつ、食事管理も行う

②筋トレ(脚メイン)をいれつつ有酸素運動の強度を徐々に高めていく

③一定の体脂肪量減少が出来た段階で筋トレを増やしていく(運動強度を高める)

という流れが当店のおすすめです。


動的ストレッチマシンでのトレーニングだけでは体脂肪減少や筋肥大はあまり期待できませんが、ダイエットの役に立つのは間違いありません。


INBODYでの体組成モニタリングや、本格的な筋力トレーニングも当店で行えます。


ダイエットをお考えの方もぜひご利用ください!


 
 
 

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