運動不足で食欲が増す?
- 青柳貴宏

- 2月12日
- 読了時間: 2分
「日頃あまり動いていないのに、お腹はしっかり空く」そう思ったことはありませんか?
実はこれ、気のせいではない可能性があります。
「運動不足=消費カロリーが減る」だけではありません。運動不足は身体の中の“エネルギーを作る力”そのものに影響を与えます。
■ 有酸素性代謝によるエネルギー産生
私たちの体は、酸素を使ってエネルギーを作っています。この働きを「有酸素性代謝」と呼びます。
運動不足が続くと
ミトコンドリア(エネルギー工場)量減少↓
脂肪を燃やす能力の低下↓
最大酸素摂取量(VO₂max)の低下↓
毛細血管密度↓
運動不足によってエネルギーを効率よく作れない身体、同じ活動でも疲れやすい身体になっていく可能性が考えられます。
■ なぜ動いていないのに空腹感が増えるのか?
本来、活動量が減れば消費カロリーも減りますので理論上は食欲も減ってよさそうです。
しかし現実は逆になることがあります(※全ての人に当てはまるわけではありません)。
理由としては
① 血糖値が乱れやすくなる
脂質をうまく使えなくなると、糖に依存しやすくなります。その結果
血糖値の急上昇
急降下(血糖スパイク)
が起こりやすくなり、「すぐお腹が空く」感覚が生まれます。
② ミトコンドリア機能の低下
エネルギー産生効率が落ちると、身体は「もっとエネルギーを入れてくれ」と信号を出します。特に脳は常に大量のエネルギーを必要とするため、疲労感や甘いものへの欲求が強くなることもあります。
③ インスリン感受性の低下
運動不足はインスリン感受性(血中の糖を細胞が取り込む能力、血糖をうまく処理できる能力)を下げやすく、これも空腹感増加の要因になります。
■ 運動すべき理由は「カロリー消費」だけではない
有酸素運動や適切な筋力トレーニングは、
脂質酸化能力の向上
血糖コントロールの安定
ミトコンドリア増加
食欲の安定
といった効果が期待できます。つまりダイエットや太りにくい身体づくりは、単に食事量を減らすことではなく、エネルギーをうまく作れる身体をつくることから始めるべきです。
■ まとめ
運動不足➡有酸素代謝低下➡エネルギー産生効率低下➡血糖変動増加➡空腹感増加
「腹が減るのは運動不足だから」かもしれません。
&Flexは有酸素、動的ストレッチ、無理のない筋力トレーニングを通じて、“エネルギーを作れる身体づくり”をサポートします。ダイエットや体調改善でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。




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