【中学生野球に多い腰椎分離症】なぜ起こる?どう防ぐ?
- 青柳貴宏

- 2月13日
- 読了時間: 2分
■腰椎分離症とは?
腰椎分離症は、腰の骨(腰椎)の後方にある「椎弓」が疲労骨折する状態です。
特に多いのは第5腰椎で成長期のスポーツ選手に多く、野球・サッカー・バレーボールなど回旋動作が多い競技で頻発します。
■なぜ起こる?
キーワードは「反復する腰椎伸展」「 回旋ストレス」「 成長期の骨の未成熟」。
例えば投球動作では、テイクバックで腰椎伸展→加速期で回旋→フォロースルーで側屈+回旋→つまり「伸展+回旋」の複合ストレスが腰椎後方に繰り返しかかります。このストレスが蓄積し、疲労骨折へ進行します。
■なぜ中学生に多いのか?
① 成長期は骨がまだ弱い
中学生は筋肉の「発達スピード > 骨の強度」このアンバランスが起きやすい。
② 身長が急激に伸びる時期
成長期は筋が相対的に短縮→柔軟性低下→ 股関節可動域低下の結果、腰で代償する動きが増える。
③ 体幹の安定性不足
よくあるパターンとしては腹圧が抜けている、反り腰傾向、肋骨が開いている、股関節がうまく使えない状態。すると本来は股関節で作る回旋を腰椎で作ってしまう。
■よくある身体特徴
これらの特徴を見て取れる場合は注意が必要です。
・反り腰
・ハムストリングス硬い
・腸腰筋短縮
・胸郭可動性低下
・腹横筋の弱さ
■障害予防のためのトレーニング
ポイントは腰を鍛えるという考えではなく腰を守る環境を作ること。
① 腹圧トレーニング➡腰椎を安定させる
② 股関節主導動作の獲得(ヒップヒンジ動作の習得)➡回旋を股関節で作る
③ 胸郭可動性改善➡腰に回旋を集中させない
④ 伸展制御能力
■まとめ
腰は「大きく動く場所」ではなく「力を伝える場所」であり動きは股関節と胸椎胸郭で作る。



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