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健康


トレーニングとは「ストレスへの適応」
■ トレーニング=身体への“ストレス実験” 私たちは「筋トレ」「走り込み」などを“鍛える”と表現しますが、生理学的にはすべて 身体にストレスを与える行為 です。この「ストレスへの反応」を最初に体系化したのが、生理学者ハンス・セリエ(Hans Selye,...

青柳貴宏
10月11日読了時間: 3分


筋肉をつければ痩せる? ― 基礎代謝と脂肪燃焼の誤解
■ よくある誤解 「筋肉を増やせば基礎代謝が上がって自然に痩せる」これはフィットネス界隈でも頻繁に耳にするフレーズです。しかし科学的に見れば、この考えは 半分正解で半分間違い 。正しく理解しないと、期待外れの結果になりかねません。 ■ 筋肉が消費するエネルギーは意外と少ない...

青柳貴宏
9月26日読了時間: 2分


オーバーワークとは何か?
■ オーバーワークの定義 トレーニングにおいて「頑張りすぎ」は必ずしも成果につながりません。オーバーワーク(overwork)とは、 運動量・強度・頻度が体の回復力を超えてしまい、パフォーマンス低下や慢性的な疲労を招く状態 を指します。...

青柳貴宏
9月22日読了時間: 3分


腹部の部分痩せはできるのか?
■「腹筋だけでお腹は凹む?」の誤解 「お腹を引き締めたいから腹筋運動を頑張る」という方は多いですが、実はこれは科学的には 効果が限定的 です。研究では、6週間腹筋運動を続けても腹部脂肪はほとんど減らず、 向上したのは筋持久力だけ という結果が出ています(Vispute et...

青柳貴宏
9月21日読了時間: 2分


脂肪燃焼に有効な有酸素運動 ― 目標心拍数を活用しよう
■ 脂肪燃焼と運動強度の関係 「脂肪を燃やすには長時間の有酸素運動が良い」と言われますが、実は 運動強度によってエネルギー源の割合(糖質 vs 脂質)が変化 します。研究では、 中強度(最大心拍数の50〜70%)の運動で脂肪酸利用が最も高まる...

青柳貴宏
9月12日読了時間: 2分


ダイエットに有酸素運動は必要か?
■ 「筋トレだけで痩せられる?」という疑問 近年は「ダイエットには筋トレだけで十分、有酸素は不要」という意見も聞かれます。確かに筋トレは筋量を維持・増やし、基礎代謝を守る上で不可欠です。では、有酸素運動は本当に要らないのでしょうか? ■ 有酸素運動の確かな役割 1....

青柳貴宏
9月12日読了時間: 3分


時間栄養学とダイエット ― 体内時計を味方につける食べ方
■ 時間栄養学とは? 「時間栄養学(Chrono-nutrition)」は、 何を食べるかだけでなく、いつ食べるかが健康や体重管理に大きく関わる とする学問です。人間には「 概日リズム(サーカディアンリズム) 」という体内時計があり、...

青柳貴宏
9月5日読了時間: 2分


子どもの足育と運動能力 ― 薄底シューズをシーンに応じて取り入れるメリット
今は子どもの時から、かなりの 厚底タイプのランニングシューズ が一般的となってきています。クッション性が高く、長時間履いても疲れにくい「安心感」があり、怪我予防のイメージも強いのですが、スポーツ能力向上との関係で考えてみたいと思います。 ■ 足裏感覚は「運動神経の入り口」...

青柳貴宏
9月2日読了時間: 2分


間欠性断食の効果と安全性 ― 科学的エビデンスに基づいて
■ 間欠性断食とは? 間欠性断食(Intermittent Fasting, IF)は、 食事の摂取タイミングを制限する食事法 で、「何を食べるか」ではなく「いつ食べるか」に着目します。代表的な方法は以下の通り: 16:8法 :16時間断食、8時間で食事 5:2法...

青柳貴宏
9月2日読了時間: 3分


徐脂肪指数(FFMI)とは? アスリートが注目すべき理由と高め方
■ 徐脂肪指数(FFMI)とは? Fat-Free Mass Index(FFMI) の日本語訳で、「徐脂肪体重(=筋肉・骨・水分など脂肪以外の体重)」を身長で割って算出した指標。 計算式 FFMI=徐脂肪体重 (kg)÷身長 (m)² 👉...

青柳貴宏
8月27日読了時間: 3分


食後10分ウォークで血糖値をコントロールする
■ 食後に起こること 食事をすると、糖質が分解されて血液に入り、血糖値が上がります。これは自然な反応ですが、急激な上昇は肥満・糖尿病・動脈硬化などのリスクを高める要因になります。 ■ 研究でわかった「食後10分歩き」の効果 最新の研究によれば、...

青柳貴宏
8月24日読了時間: 2分


動的ストレッチはダイエットへの“入口”
■ 動的ストレッチは「直接痩せる運動」ではない 動的ストレッチマシン自体に大きな脂肪燃焼効果はありません。しかし、 ダイエットを支える入口 として非常に重要な役割を果たします。 関節可動域が広がり、身体が動きやすくなる 運動効率が高まり、ウォーキングなどの有酸素運動の強度が...

青柳貴宏
2024年10月5日読了時間: 3分
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