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力、パワー、エネルギー等のまとめ

よく使われる指導ワードを物理の式とエネルギーの視点で整理してみました。


● 力(Force)

F=m×a​(ニュートンの第2法則)

  • F:力(N:ニュートン)

  • m:質量(kg)

  • a:加速度(m/s²)


●パワー(Power)

P=W/t​​

  • P:パワー(W:ワット)

  • W:仕事(J:ジュール)

  • t:時間(秒)

➡単位時間当たりの仕事量、仕事率


P=F×v(力と速度で表す形)

  • F:力

  • v:速度

➡重さ × 速さ「どれだけの力を、どれだけ速く出せるか」


●回転パワー

P=τ×ω

  • τ(トルク):回転させる力

  • ω(角速度):回る速さ


エネルギー


●位置エネルギー(Potential Energy)

「位置・状態」によって蓄えられるエネルギー、重力による位置エネルギー

Ep=mgh​

  • m:質量

  • g:重力加速度

  • h:高さ


●運動エネルギー(Kinetic Energy)

動いていることで持つエネルギー


▶並進運動エネルギー Ek=1/2mv²​

  • v:速度

➡速度は二乗、スピードの影響が非常に大きい


▶回転運動エネルギー Er=1/2Iω²

  • I:慣性モーメント

  • ω:角速度

➡慣性モーメント×角速度²=速く回せてかつ質量配分が効いているほど大


●弾性エネルギー(Elastic Energy)

「伸ばされて蓄えられる」エネルギー


▶ バネモデル Ee=1/2kx²

  • k:ばね定数

  • x:変位量


●機械的エネルギー(Mechanical Energy)

Emech=Ep+Ek

  • 位置エネルギー ⇄ 運動エネルギーの変換

  • エネルギーロスが少ない動作=高効率


●その他のエネルギー

種類

内容

スポーツとの関係

熱エネルギー

摩擦・損失

フォーム崩れによるロス

化学エネルギー

ATP

筋収縮の源

内部エネルギー

組織内

疲労・温度

電気エネルギー

神経

運動指令


■投球・打撃動作をエネルギー変換で見ると

位置エネルギー(レッグアップ)

並進エネルギー(重心移動)

回転エネルギー(骨盤・体幹)

末端速度(ボール・バット)


➡良いスポーツ動作=エネルギーの種類を無駄なく順番通り連鎖させている


■まとめ

  • 高さ → 位置エネルギー

  • 移動 → 並進エネルギー

  • 回る → 回転エネルギー

  • 伸び縮み → 弾性エネルギー

  • 速さは二乗で効く

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