力、パワー、エネルギー等のまとめ
- 青柳貴宏

- 1月27日
- 読了時間: 2分
よく使われる指導ワードを物理の式とエネルギーの視点で整理してみました。
● 力(Force)
F=m×a(ニュートンの第2法則)
F:力(N:ニュートン)
m:質量(kg)
a:加速度(m/s²)
●パワー(Power)
P=W/t
P:パワー(W:ワット)
W:仕事(J:ジュール)
t:時間(秒)
➡単位時間当たりの仕事量、仕事率
P=F×v(力と速度で表す形)
F:力
v:速度
➡重さ × 速さ「どれだけの力を、どれだけ速く出せるか」
●回転パワー
P=τ×ω
τ(トルク):回転させる力
ω(角速度):回る速さ
エネルギー
●位置エネルギー(Potential Energy)
「位置・状態」によって蓄えられるエネルギー、重力による位置エネルギー
Ep=mgh
m:質量
g:重力加速度
h:高さ
●運動エネルギー(Kinetic Energy)
動いていることで持つエネルギー
▶並進運動エネルギー Ek=1/2mv²
v:速度
➡速度は二乗、スピードの影響が非常に大きい
▶回転運動エネルギー Er=1/2Iω²
I:慣性モーメント
ω:角速度
➡慣性モーメント×角速度²=速く回せてかつ質量配分が効いているほど大
●弾性エネルギー(Elastic Energy)
「伸ばされて蓄えられる」エネルギー
▶ バネモデル Ee=1/2kx²
k:ばね定数
x:変位量
●機械的エネルギー(Mechanical Energy)
Emech=Ep+Ek
位置エネルギー ⇄ 運動エネルギーの変換
エネルギーロスが少ない動作=高効率
●その他のエネルギー
種類 | 内容 | スポーツとの関係 |
熱エネルギー | 摩擦・損失 | フォーム崩れによるロス |
化学エネルギー | ATP | 筋収縮の源 |
内部エネルギー | 組織内 | 疲労・温度 |
電気エネルギー | 神経 | 運動指令 |
■投球・打撃動作をエネルギー変換で見ると
位置エネルギー(レッグアップ)
⇩
並進エネルギー(重心移動)
⇩
回転エネルギー(骨盤・体幹)
⇩
末端速度(ボール・バット)
➡良いスポーツ動作=エネルギーの種類を無駄なく順番通り連鎖させている
■まとめ
高さ → 位置エネルギー
移動 → 並進エネルギー
回る → 回転エネルギー
伸び縮み → 弾性エネルギー
速さは二乗で効く




コメント