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動的ストレッチマシンの「負荷設定」が効果を左右する

更新日:8月24日

■ なぜ「負荷設定」が重要なのか?

動的ストレッチマシンは、筋肉をリズミカルに動かすことで、柔軟性と筋力を同時に高める効果が期待できます。ただし、効果を最大化するためには「負荷設定」が非常に重要です。


■ 負荷設定とその影響

  1. 重すぎる負荷の場合

    • 動作が遅くなる、テンポが保てない

    • 伸張–短縮サイクル(SSC)が活性化しにくくなる

    • 柔軟性・可動域拡大の効果が低下

  2. 軽すぎる負荷の場合

    • マシンの可動域に任せた「他動的な動き」が十分に活かせない

    • むしろ能動的に筋肉の張力を使ってしまい、柔軟性向上効果が得られにくい

    • 関節の可動域拡大には、マシンの誘導を十分に活用することが大切

  3. 適切な負荷の場合

    • テンポよく大きな動作が可能

    • 血液循環が高まり、疲労回復やケガ予防にもつながる

    • 柔軟性向上+筋活動の活性化がバランスよく得られる


■ 実践の目安(&Flex推奨)

  • 「高回数でもテンポが落ちない」程度の軽負荷が最適

  • 各マシンにある「推奨負荷シール」を目安に設定

  • 最初はシール通り → 徐々に自分に合った負荷を探していくのがおすすめ


■ まとめ

  • 動的ストレッチマシンの効果は「負荷設定」で大きく変わる

  • 重すぎても、軽すぎても効果が減少

  • 最適な負荷で実施することで、柔軟性・疲労回復・ケガ予防まで期待できる


👉 各マシンに目安のシールを貼ってありますのでそちらを基準に調整してください


📚 参考文献

  • Behm, D. G., & Chaouachi, A. (2011). A review of the acute effects of static and dynamic stretching on performance. EJAP, 111(11), 2633–2651.

  • Afonso, J., et al. (2017). Strength training vs. stretching for improving flexibility: A systematic review and meta-analysis. Scand J Med Sci Sports, 27(12), 1317–1327.


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