食後10分ウォークで血糖値をコントロールする
- 青柳貴宏
- 8月24日
- 読了時間: 2分
■ 食後に起こること
食事をすると、糖質が分解されて血液に入り、血糖値が上がります。これは自然な反応ですが、急激な上昇は肥満・糖尿病・動脈硬化などのリスクを高める要因になります。
■ 研究でわかった「食後10分歩き」の効果
最新の研究によれば、食後に10分程度の軽いウォーキングを行うだけで、血糖値の上昇が緩やかになることが報告されています(Nature, 2025/PMC, 2023)。
食後すぐに歩くことで、筋肉がブドウ糖を取り込み、血液中の糖を効率的に処理
インスリンだけに頼らず、筋肉自体が糖を吸収するため、糖代謝がスムーズになる
特に夕食後に行うと、夜間の血糖コントロールに効果的
■ 具体的なやり方
タイミング:食後10分以内に歩き始める
時間:10〜15分程度でも十分
強度:会話できるペースのウォーキング(LISS)
回数:できれば毎食後、難しければ夕食後だけでも効果大
■ なぜおすすめなのか?
ダイエットをしていなくても、誰でも簡単に取り入れられる健康習慣
特別な器具も時間も必要なく、生活の中に無理なく組み込める
習慣化すれば、将来の生活習慣病予防にもつながる
■ まとめ
「食後10分歩き」は、最も手軽で効果のある血糖値対策のひとつです。糖質を摂ったあとに体を少し動かすだけで、血糖値の急上昇を抑え、体脂肪の蓄積や血管へのダメージを防ぐことができます。
👉 忙しい方はまず夕食後の10分散歩から始めてみましょう。

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